ケンシャロン（2017年生、母スウィングベル）

Ken Sharon

2017.04.26

ケンシャロン（2017年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時14歳）と交配したスウィングベルが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂本牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本牧場から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会中西健によって1,080万円で落札された。

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2020年）

6月1日、デビュー戦は石川駿介騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は492kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた2戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月16日、中7週で迎えた3戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトラッセルズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

1月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカイザークリスエスに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

3月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ペガサスターボに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

6月28日、中8週で迎えた11戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村尚平騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中村尚平騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中村尚平騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。