エイシントーマス（1990年生、母エイシンソネラ）

エイシントーマス（1990年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時19歳）と交配したエイシンソネラが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方14戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の一般C3-5。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

12月13日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

3歳（1993年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレークサイドをアタマ差制して初勝利を挙げた。

5月11日、連闘で迎えた7戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木正喜騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B2（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高木正喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネキクイーンから4馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳B1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木正喜騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウハイムテキから1馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高木正喜騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレークサイドから1馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた13戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトネタックスから7馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中初騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳A3（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノシャネルをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳A2（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた18戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフェイロンに1馬身半の差をつけて制した。