クイーンオブスカイ（2013年生、母クイーンオブナプレス）

クイーンオブスカイ（2013年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「空の女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したクイーンオブナプレスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月19日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3歳（2016年）

2月14日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月9日、中7週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

6月2日、中7週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたブラックライト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトゥートエール決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブラックライトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中3週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアグネスコスモスを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月9日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったグッディーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で臼井健太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフレンドリトルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月13日、中2週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマッサンゴールドをアタマ差振り切って2勝目をつかんだ。

2月9日、中3週で迎えた12戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るイーストスパークルを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、アメジスト特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月15日、中2週で迎えた14戦目は、舞浜特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したテイクトゥモローに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、幸手権現堂桜堤賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた16戦目は、ダイヤモンド賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた17戦目は、豊四季賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月19日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、向暑賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月4日、中1週で迎えた19戦目は、潮騒特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、大多喜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。