グッディー（2013年生、母ゴッドダンシング）

グッディー（2013年6月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時12歳）と交配したゴッドダンシングが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

6月4日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

7月17日、中5週で迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月17日、中6週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月11日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のクイーンオブスカイに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2017年）

1月13日、中4週で迎えた7戦目は、馬に乗って良いスタートを!クレイン千葉杯（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2八（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月14日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと末脚を伸ばして、最後は2着のキタサンドルマンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月24日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ヤスノフェアリーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C2二（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のゴールドレインズをクビ差振り切って制した。

9月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、霜降賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた17戦目は、東毛酪農63℃賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。