モガミローレン（1984年生、母セントローレンス）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

1月11日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメルセデスローマンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のホリノイメージに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月22日、中1週で迎えた6戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月12日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（5戦1勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

12月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（1988年）

1月5日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミルフォードエデンを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定G3の京都牝馬特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた12戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の木津川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の山陽特別（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったエイシンフェアリーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

4月17日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の播磨特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したマツノシルバを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のタマミツテルに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

5月7日、連闘で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の紫野特別（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下の灘ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた20戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 小雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた21戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1989年）

1月22日、中3週で迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 小雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた23戦目は、サガ・クイーン賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノハーモニーに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から34kg減らして迎えた24戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、瑞穂賞（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた25戦目は、クィーンカップ（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角川秀樹騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた26戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、カルビー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。