ヤマユウファースト（1991年生、母ビクトリアータイム）

ヤマユウファースト（1991年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時14歳）と交配したビクトリアータイムが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、地方38戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の黄菊特別。

経歴

デビュー前

鈴木長次厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1993年）

5月30日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（上山ダート750m 晴/良）に出走。馬体重は415kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトプリンセスに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（上山ダート750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルベルガに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月13日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノホーマーから5馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の花笠賞（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウメイカに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヨネザワホープに7馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月22日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳A3（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルダイドウに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月5日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の若駒賞（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1994年）

4月19日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系4歳A1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカウンターアタックに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の端午特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカウンターアタックに5馬身の差をつけて7勝目をマークした。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のさくらんぼ賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般B1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井良浩騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、長月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（8戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた14戦目は、長月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（9戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンシンヤマトから1馬身差の2着となった。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップアスリートをクビ差制して8勝目を獲得した。

10月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の黄菊特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカウンターアタックをハナ差制して9勝目を手に入れた。

11月7日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（12戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルダイドウに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月23日、中1週で迎えた18戦目は、月山大賞典（上山ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の菊花賞（上山ダート1800m 雪/重）に59.5kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山ノ井良浩騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1995年）

4月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた20戦目は、陽春特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（13戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニシケンクニホマレに4馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。

5月9日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山ノ井良浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハチノタイカイに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中3週で迎えた23戦目は、水無月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は須田英之騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（15戦10勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた25戦目は、文月特別（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（16戦10勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中9週で迎えた26戦目は、長月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（17戦10勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（18戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルガンバーから1馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた28戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（19戦10勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（20戦10勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた30戦目は、月山大賞典（上山ダート2300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（21戦10勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（22戦10勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1996年）

4月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、卯月特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（23戦10勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で前野幸一騎手（24戦10勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた34戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で前野幸一騎手（25戦10勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた35戦目は、水無月特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で前野幸一騎手（26戦10勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた36戦目は、紅花賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で前野幸一騎手（27戦10勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた37戦目は、文月特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で前野幸一騎手（28戦10勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月30日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で前野幸一騎手（29戦10勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。