レッドクイーン（1984年生、母ミネソタ）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

8月16日、デビュー戦は出口明見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は412kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のホワイトクリスマスをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

9月13日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナ賞（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい4着に終わった。

10月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳400万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出口明見騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳400万下の黄菊賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で出口明見騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた5戦目は、3歳400万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で出口明見騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

3歳（1987年）

1月18日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳400万下の紅梅賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出口明見騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

2月28日、中5週で迎えた7戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したシービーグレースを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月19日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳400万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた12戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。