スモーキー（1993年生、母ニツシヨウサツキ）

スモーキー（1993年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時9歳）と交配したニツシヨウサツキが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本健一。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方25戦0勝2着4回。1995年のフェニックス賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

7月16日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のナナヨーストームをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

8月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマヤノカプリースにクビ差届かず2着となった。

3歳（1996年）

1月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

9月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

10月27日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

4歳（1997年）

1月6日、中5週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、銀嶺特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた13戦目は、ハヤブサ特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったムラノセンニンから3/4馬身差の2着となった。

2月19日、中2週で迎えた14戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた15戦目は、おうし座特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた16戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた17戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、すずらん特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた21戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた22戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1998年）

6月13日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は千田知幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた27戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャックガールから2馬身半差の2着となった。

7月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原雅文騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインザーパレスから1馬身半差の2着となった。

8月14日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原雅文騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイヴィヴィッドから1馬身差の2着となった。

9月5日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。