プリモカラーズ（2006年生、母ミンデンローズ）

プリモカラーズ（2006年2月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋色」。毛色は芦毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したミンデンローズが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のうまステ賞(一般D2-1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。11歳のとき、グランド牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、蓑島竜一によって108万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

8月30日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3歳（2009年）

6月2日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた4戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた5戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったウィローパドックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のガバナースマイルをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、うまステ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のシャンハイラックをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、沼田町夜高あんどん祭り特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月10日、中1週で迎えた10戦目は、さくさくヤナギダコ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したテツブロに半馬身届かず2着に敗北した。

9月17日、連闘で迎えた11戦目は、コスモスロード特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑村真明騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したテツブロを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で桑村真明騎手（9戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月4日、中2週で迎えた16戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた17戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。