ルアル（2019年生、母シャイニングムーン）

ルアル（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「月光(ポルトガル語)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時14歳）と交配したシャイニングムーンが18歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（7.5万×200口）で一口馬主が募集された。

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワセダタンクにクビ差届かず2着となった。

11月21日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2022年）

2月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月26日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サクハルに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月23日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村淳也騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

6月18日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオーブラックをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月11日、中9週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4歳（2023年）

3月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、最後はソナトリーチェと並んで3着同着となった。

4月22日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロードドミニオンに3馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、スマートラプターに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月8日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月9日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの豊川特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で幸英明騎手（7戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5歳（2024年）

10月19日、約10か月半の休み明けで迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で幸英明騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で幸英明騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

11月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの深草特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

6歳（2025年）

1月27日、中5週で迎えた24戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、スノーフレーク賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた25戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた26戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、オフト汐留賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた27戦目は、スノードロップ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

4月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナニーピオニーに7馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた29戦目は、入野海岸特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた30戦目は、近藤翔月騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた31戦目は、アユ特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で近藤翔月騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた32戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、一般B4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月5日、中1週で迎えた33戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、千本山特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた35戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

9月6日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ハイエストポイントに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月4日、中3週で迎えた37戦目は、スポーツの秋特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で城野慈尚騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で城野慈尚騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で城野慈尚騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。