コトブキピロ（2000年生、母セリノチグサ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、西田雄二から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2002年）

6月9日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月5日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、インターコロニーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月26日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

11月23日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安東章騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

3月10日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（7戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

7月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシザゴールドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月28日、中3週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のムテキカンタイを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。