アナザーエデン（2019年生、母ステファニーラン）

Another Eden

2019.03.18

アナザーエデン（2019年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「もう一つの楽園」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したステファニーランが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、市川義美ホールディングスによって880万円で落札された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月18日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月19日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマリオロードを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月7日、中6週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのもちの木賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

12月28日、中6週で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

3歳（2022年）

3月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの大寒桜賞（中京芝2200m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

8月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた6戦目は、D.イーガン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた7戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

2022年10月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。