もちの木賞

レース展開

コパノニコルソンが後続を引っ張る展開、その直後を進むアニージョとクラウンプライド

主導権を握ったのはコパノニコルソン。後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。2番手にアニージョとクラウンプライドが並ぶ。そのすぐ後ろ、ウェルカムニュース、シュガーコルト、コンスタンティン、アトラクティーボらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ビヨンドザファザーは中団やや前。ラインオブソウルとエトワールジェンヌは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはジャカランダ。少し空いて、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはブラックルパン。最後尾にアナザーエデンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

もちの木賞、クラウンプライドが高い先行力を活かした堅実な走りで2勝目を手中に収める

先頭はコパノニコルソンでリードは体半分。2番手にアニージョとクラウンプライドが続く。その後ろ、ウェルカムニュースとアトラクティーボが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたクラウンプライドが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、4番手の位置から矢のような伸びを見せた1番人気のウェルカムニュースが続き、2着と8馬身差の3着には、同じく4番手の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったアトラクティーボが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったコパノニコルソンが入線した。2番人気のアナザーエデンは中団後方にいたが末脚不発で9着に敗れた。