セイクバンバンオー（1997年生、母サンセマリアン）

セイクバンバンオー（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したサンセマリアンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月7日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月14日、連闘で迎えた2戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ブラーボウォモにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、マルタカセダンに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月19日、中2週で迎えた4戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のクリノトップレディに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は武英智騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。