テンザンカメリヤ（1984年生、母チトセツバキ）

経歴

デビュー前

2歳（1986年）

10月5日、デビュー戦は武田悟騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニントライアルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中3週で迎えた3戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のかえで賞（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳400万下の万両賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武田悟騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳400万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

3歳（1987年）

1月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武田悟騎手（4戦1勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は古小路重男騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた8戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のこぶし賞（京都芝1600m 外回り雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

4月19日、中7週で迎えた9戦目は、4歳400万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武田悟騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダイナタマヒメをクビ差振り切って2勝目をマークした。

5月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの葵賞（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手（6戦2勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた11戦目は、4歳900万下のゆうすげ賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武田悟騎手（7戦2勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。