ゴールデンシエロ（2018年生、母ベルシエロ）

ゴールデンシエロ（2018年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「本馬の鬣の色+母名の一部、空(伊)」。毛色は栗毛。種牡馬のタートルボウル（当時16歳）と交配したベルシエロが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。主な勝ち鞍は2021年の浦和競馬赤ワイン賞。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月20日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3歳（2021年）

2月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

4月11日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月17日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はメイショウハマユウと並んで7着同着となった。

8月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

10月21日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳戦の浦和競馬赤ワイン賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のニシノブライアントに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月29日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、源範頼ゆかりの地吉見いちご賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2022年）

6月30日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、ファンタスティックリレーin浦和賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた12戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福原杏騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、千代田区賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた17戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したグレイトハンターにハナ差届かず2着に惜敗した。

12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、サンクス2022賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のラファエーレをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、佐賀牛特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた21戦目は、ふたご座特選（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、おうし座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったラッパラッパーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた24戦目は、キバレ!!鹿児島の酪農応援賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた25戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のリンノパルピートに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

5月14日、中1週で迎えた28戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた29戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた30戦目は、入梅賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（11戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

デビュー前

鮫島克也厩舎（佐賀）へ入厩。

7月22日、中3週で迎えた32戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた33戦目は、織田信長の安土城跡賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したスターエメラルドにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月2日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1-8（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったリッカウィンドウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイケノオテンチャンをクビ差振り切って4勝目を挙げた。

12月23日、約3か月の休養明けで迎えた36戦目は、もみの木賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6歳（2024年）

1月7日、中1週で迎えた37戦目は、吉兆賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（15戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた38戦目は、冬天賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた39戦目は、春寒賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（17戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-8（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1-8（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（18戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。