カフジバッカス（2014年生、母ジュモー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤守によって3,996万円で落札された。

3歳（2017年）

3月18日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

6月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

9月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から28kg戻して迎えた5戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のアメリカンフォルテを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアスターリュートに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のニュートラックかみのやま賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズノフブキを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

12月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラヴィに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカントリークインに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2018年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、乃木坂46梅澤美波生誕記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマヤノパーチェムを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、七里の渡し特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロノスドリームに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、佐布里池特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（6戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモエアターンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って断然の支持に応えた。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、芳春賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（8戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカラーアゲンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（9戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るディアチャイブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（10戦7勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエスタシオンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

5月15日、中3週で迎えた21戦目は、五月特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（11戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ホウライスピードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月22日、連闘で迎えた22戦目は、水無月特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルカロンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って10勝目を達成した。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般A6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（12戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般A6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた25戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（14戦8勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスムーズジャズに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

8月10日、中2週で迎えた26戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（15戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

9月12日、中4週で迎えた27戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（16戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、シャイニングアローに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた28戦目は、頑張ろう!北海道（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（17戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マントンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた29戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（18戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、マントンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月24日、中1週で迎えた30戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（19戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤聡一騎手（20戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

2月27日、中3週で迎えた33戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（21戦9勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月2日、中8週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（22戦9勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。