マサタケムテキ（2012年生、母ザミル）

Masatake Muteki

2012.02.23

マサタケムテキ（2012年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時17歳）と交配したザミルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）上山牧場。戦績は、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田誠治によって346.5万円で落札された。

小村正也厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2014年）

7月10日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルドラヴィーナを次元の違う末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

7月2日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトキノダンジグに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月29日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティAiba浦河賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したギガンテスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は石川倭騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、石狩まるごとフェスタ賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、勝ったダイメイバーニングにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。