シュンビック（2000年生、母ジュリアンセンプー）

シュンビック（2000年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「駿＋ビクトリー」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時13歳）と交配したジュリアンセンプーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方27戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-2。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2003年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の六甲山特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず12着に終わった。

4月20日、中0週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ディアダイアリーに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2004年）

4月20日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月30日、中0週で迎えた8戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた10戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5歳（2005年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月11日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエンジェルブライドを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-3（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレースフルタッチにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月6日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミキノパッションに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月3日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月20日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（11戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月17日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカノエランドールに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上D2-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた32戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で松平幸秀騎手（16戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。