ドリームオーソ（2018年生、母スカラムーシュ）

Dream Oso

2018.04.30

ドリームオーソ（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したスカラムーシュが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2022年の葛島兄弟生誕34周年記念(一般C27)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ホシノレーシングによって432万円で落札された。

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2021年）

10月4日、デビュー戦は安藤洋一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は501kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（2022年）

3月7日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

4月29日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、葛島兄弟生誕34周年記念（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィンランドに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、漁火特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したブリランティーナにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月31日、中2週で迎えた5戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、一般C20（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C17a（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンシャウトに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、雪渓特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、ささゆり特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、子ノ原高原特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフレンドワールドに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

9月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、長月賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（7戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。