ヴィンランド（2018年生、母カールファターレ）

ヴィンランド（2018年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「米大陸に初到達したとされる航海者が名付けた地名。ぶどうの地の意」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時12歳）と交配したカールファターレが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

6月19日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

8月29日、中9週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

9月28日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた5戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、17ライバー清楼銘賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月30日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、ドリームシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4歳（2022年）

3月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた10戦目は、一般C27（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月29日、中0週で迎えた11戦目は、葛島兄弟生誕34周年記念（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったドリームオーソに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

5月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般C24（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったパウンシングプーマに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17b（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で塚本征吾騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C16（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で塚本征吾騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた18戦目は、あつくん美久さん結婚おめでとう（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で塚本征吾騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた19戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で塚本征吾騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で塚本征吾騎手（12戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた21戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で塚本征吾騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。