ナイスインシスト（1997年生、母モンドフリー）

ナイスインシスト（1997年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のハチノカイウン（当時9歳）と交配したモンドフリーが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）山田牧場。戦績は、地方54戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年のトパーズ特別(アラ系一般C2)。

経歴

デビュー前

本田忠夫厩舎（名古屋）へ入厩。

3歳（2000年）

2月2日、デビュー戦は吉本隆記騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 雪/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた7戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月26日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールフェイスから1馬身半差の2着となった。

10月9日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は竹下太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた19戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンチカラから1馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月31日、中0週で迎えた24戦目は、アラ系4歳（中京(地)ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般A14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で平田貴裕騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系一般A14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で平田貴裕騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平田貴裕騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で平田貴裕騎手（10戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で平田貴裕騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で平田貴裕騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で平田貴裕騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったローゼンスペシャルから半馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般A11（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で平田貴裕騎手（14戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で平田貴裕騎手（15戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた35戦目は、佐野典克騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた36戦目は、アラ系一般A10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐野典克騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月2日、連闘で迎えた37戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平田貴裕騎手（16戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般A9（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は佐野典克騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般A11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐野典克騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミノマルーキングから半馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、アラ系一般A12（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐野典克騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイウンチカラから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中3週で迎えた41戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカノロッチに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエムエスクインに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月28日、中1週で迎えた43戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた44戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハスキーホマレに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月23日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた48戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた49戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月21日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた50戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鬼束亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた51戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月11日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた52戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた53戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月3日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた54戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。