ターフノキセキ（2000年生、母クリスタルコーラル）

ターフノキセキ（2000年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時8歳）と交配したクリスタルコーラルが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）林農場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方8戦5勝。主な勝ち鞍は2004年の竜頭賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,000万円（10万×100口）で一口馬主が募集された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月29日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたナゲットニューズ決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

9月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9月28日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月6日、中5週で迎えた7戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジークカイザーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた8戦目は、パンジー特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャープクリアーに3馬身の差をつけて2勝目を収める

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノマンボーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフライングバードに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた11戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーサンダーに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月8日、中3週で迎えた12戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（7戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。