タガジョーサンダー（1998年生、母アークロイヤル）

タガジョーサンダー（1998年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時14歳）と交配したアークロイヤルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方34戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の一般C1。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

7月29日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、伸びてきたアドマイヤラスカル決め手に屈してアタマ差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

4歳（2002年）

10月30日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた5戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、一般D1-4（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般D1-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。16着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（門別ダート1800m 雪/重）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスベゴニヤから1馬身差の2着となった。

12月29日、中4週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のクリムゾンヒーローに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2003年）

1月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルショウリョウマから6馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた14戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のラフレシアサンデーをアタマ差制して2勝目を手中に収めた。

6月23日、中1週で迎えた15戦目は、千田和江騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中8週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた17戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノテンジンから1馬身差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた18戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、奥久慈しゃも特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた20戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のノブシテイオウに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったターフノキセキから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた22戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた23戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた25戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドローカスに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月22日、中2週で迎えた26戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードクウガから2馬身半差の2着に敗北した。

6月14日、中2週で迎えた27戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、ラベンダー特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリトシンシンから5馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた29戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた30戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田利雄騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジオトメに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月8日、中1週で迎えた31戦目は、しし座特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のミナモトアラシをクビ差制して6勝目をつかんだ。

8月21日、中1週で迎えた32戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ゴールドメダル賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた33戦目は、ススキ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた34戦目は、月見特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

10月16日、中3週で迎えた35戦目は、みのり特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた36戦目は、くるみ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた37戦目は、ニューオリンズ特別（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた38戦目は、常陸牛特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。