ノブシテイオウ（1999年生、母マイダナウェイ）

ノブシテイオウ（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時9歳）と交配したマイダナウェイが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方33戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年のポピー特別(一般C2 C3)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

6月23日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着を確保した。

7月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

10月6日、中6週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したモージョを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2003年）

3月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ポピー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシャディンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月21日、中2週で迎えた7戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、もくれん特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイキューファストから3馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、マーガレット特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月1日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、けやき特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた10戦目は、初霜特別（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた11戦目は、冬桜特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のファットボーイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中3週で迎えた12戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジョーサンダーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた13戦目は、寒風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイオカカレンからクビ差の2着に惜敗した。

2月13日、中3週で迎えた14戦目は、節分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルサクシードに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

3月8日、中2週で迎えた15戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた16戦目は、春暖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキョクイチグッドに3/4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた17戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、草木湖特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、青葉賞（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズジェネラスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた19戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた20戦目は、両毛特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、吾妻川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、約5か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1-3（高崎ダート1330m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福元弘二騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のジャスピライトに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6歳（2005年）

1月19日、中2週で迎えた24戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月16日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた26戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモアトムをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

3月16日、中1週で迎えた27戦目は、清洲城特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた28戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた29戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた32戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた34戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた35戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた36戦目は、舞ちゃん誕生祝賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた37戦目は、サツマ隼人記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた38戦目は、スカーレットちゃん誕生日記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。