シンボリルアーブル（2007年生、母ピースフルロッジ）

シンボリルアーブル（2007年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの駅名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時8歳）と交配したピースフルロッジが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、シンボリ牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は524kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

3歳（2010年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

7月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサファイアフラワー賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた6戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

11月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したフジペガサスにハナ差届かず2着に甘んじた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネジェシカを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るタケデンマガジンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2011年）

10月2日、約10か月の休み明けで迎えた10戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5歳（2012年）

7月7日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた13戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の萬代橋特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月27日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

6歳（2013年）

7月28日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。