クラウンノキセキ（2013年生、母メイショウタイム）

クラウンノキセキ（2013年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡。父父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時11歳）と交配したメイショウタイムが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田明仁。戦績は、中央平地6戦0勝、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上C2 15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三木田明仁から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、クラウンによって270万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月20日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

5月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

8月16日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、平取町建設協会長賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったバリアスカラーズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクインズカハを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビービールチルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、宮島沼・感動マガン飛来記念賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトキノディライトにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2017年）

3月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月25日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた13戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトゥーレドゥーを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って断然人気に応えた。

10月8日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。