ドウカンランド（1985年生、母シヤープレツグ）

ドウカンランド（1985年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のランドギフト（当時10歳）と交配したシヤープレツグが25歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柳谷正。戦績は、中央平地19戦2勝、中央障害7戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

山田要一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月9日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセントラルクロスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下の4歳中距離特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

11月19日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名利弘騎手（6戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4歳（1989年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、三浦春美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた14戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦春美騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦春美騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハセノアンバーに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下の笹山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦春美騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦春美騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦春美騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた19戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた20戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた21戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミファニーから2馬身半差の2位に入線したが、その後失格となった。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリカツタローからハナ差の2着に惜敗した。

5歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた25戦目は、池添兼雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた26戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で池添兼雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。