レインボーフライト（1994年生、母トキノシユリリー）

レインボーフライト（1994年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時22歳）と交配したトキノシユリリーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は尾野一義。戦績は、中央平地10戦0勝、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の一般C。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

5月31日、デビュー戦は仲田雅興騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で仲田雅興騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた4戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島裕和騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は仲田雅興騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は仲田雅興騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、中8週で迎えた11戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヨイチプリンセスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた13戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチハードからクビ差の2着に惜敗した。

3月7日、中2週で迎えた14戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月11日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた16戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオペラビジョンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月15日、中7週で迎えた20戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた21戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1999年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後はレガシーキューブと並んで4着同着となった。

2月14日、中1週で迎えた26戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。