ジョリーハーモニー（2020年生、母ゴールドハーモニー）

Jolly Harmony

2020.03.06

ジョリーハーモニー（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したゴールドハーモニーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳(牝)。

経歴

デビュー前

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

12月26日、デビュー戦は横川怜央騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2023年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペルシアンローズに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のプリンシパルアクトを3/4馬身振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

8月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで、最後は2着のフクフクテンテンをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

9月6日、中4週で迎えた5戦目は、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

4歳（2024年）

3月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず13着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた7戦目は、コモドール賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦3勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた8戦目は、ソルティー・ドッグ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユーカリプタスをアタマ差振り切って4勝目を手にした。