コンスタンシー（2013年生、母コンフィデンツァ）

コンスタンシー（2013年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「志操堅固」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時11歳）と交配したコンフィデンツァが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方8戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の油ヶ淵特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

3歳（2016年）

2月20日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた5戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は森裕太朗騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の林美佑ちゃん誕生おめでとう記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリガンドールに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンドバッドに約13馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月18日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

4歳（2017年）

3月1日、中9週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップジュノ賞（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケンブリッジリニアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリアーウェイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデザートサンドラに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月11日、中2週で迎えた17戦目は、油ヶ淵特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（4戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のセイクリッドシーに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月21日、中0週で迎えた18戦目は、こうま座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったウォーターディルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。