スワーヴジョージ（2012年生、母ギーニョ）

スワーヴジョージ（2012年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「礼儀正しい、馬主名より連想＋人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時6歳）と交配したギーニョが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地9戦3勝2着1回。2014年のアイビーステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、諏訪守によって6,930万円で落札された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月20日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のコスモアルマクに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中6週で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

10月25日、中6週で迎えた3戦目は、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したコスモナインボールにアタマ差届かず2着となった。

11月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳G3の東京スポーツ杯2歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2015年）

2月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下のゆりかもめ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位洋文騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダーアツレッタをクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北斗特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサトノフェラーリに3馬身半の差をつけて優勝

5歳（2017年）

4月8日、約22か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。