マロンシェーバー（1996年生、母タカエダイアナ）

経歴

デビュー前

倉内賢厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

12月31日、デビュー戦は澤佳宏騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエドノシャダイに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

9月9日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で澤佳宏騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフジノメロディに4馬身の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で澤佳宏騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、フェアーフレッシュにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で澤佳宏騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で澤佳宏騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトーアフーウンジに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月9日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で澤佳宏騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のピッツクリスタルに1馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、冬至特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で澤佳宏騎手（6戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5歳（2001年）

2月1日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で澤佳宏騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のアイボジョージをハナ差振り切って雨下の戦いを制した。

2月14日、中1週で迎えた9戦目は、バレンタイン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で澤佳宏騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月25日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で澤佳宏騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。