トーアフーウンジ（1996年生、母トーアセレナード）

トーアフーウンジ（1996年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時20歳）と交配したトーアセレナードが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3三四。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

5月22日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた2戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は力尽きて15着に敗れた。

4歳（2000年）

1月9日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルカミノレアルから半馬身差の2着に敗北した。

1月30日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングタルダから3/4馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチーフコンダクターに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローランマーキュリに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、菜の花特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノセンリに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミンナノバンブーに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（7戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチーフコンダクターから1馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマルイナヅマからアタマ差の2着に甘んじた。

7月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月22日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミンナノバンブーに1馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

11月1日、中5週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた19戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハウスコンダクターに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったマロンシェーバーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のシャドーウルフを半馬身振り切って7勝目を手に入れた。

5歳（2001年）

1月15日、中4週で迎えた22戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルカインチーフを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中6週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマキバマイニングを半馬身振り切って8勝目を獲得した。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したツカサロダンに半馬身届かず2着に敗北した。

12月6日、約4か月半の休み明けで迎えた27戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、さざんか特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2002年）

1月5日、中3週で迎えた28戦目は、初夢特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた29戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、せきれい特別（足利ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。