チーフコンダクター（1996年生、母アローローゼット）

チーフコンダクター（1996年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時6歳）と交配したアローローゼットが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方29戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の風花特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

10月10日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

10月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

4歳（2000年）

1月15日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のロードシャープネスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアフーウンジから1馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリクリヨンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロムルスセイバーに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミンナノバンブーに1馬身半の差をつけて制した。

5月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノムクターに6馬身の差をつけて優勝

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアフーウンジに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミレッドサンから1馬身半差の2着となった。

8月30日、中7週で迎えた16戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドトップに2馬身の差をつけて優勝

10月5日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロレアに3馬身の差をつけて8勝目を獲得した。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアレミスピードに2馬身半の差をつけて9勝目を手中に収めた。

11月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトーアテンメイに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月13日、中4週で迎えた20戦目は、風花特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングジニアに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた21戦目は、初富士賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタヤスアイゼンからクビ差の2着に甘んじた。

2月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で一ノ瀬亨騎手（7戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後はノースウィンディと並んで3着同着となった。

3月9日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で一ノ瀬亨騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で一ノ瀬亨騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセフティプラスターをクビ差捉え切れず2着となった。

4月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で一ノ瀬亨騎手（10戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた27戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で一ノ瀬亨騎手（11戦5勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月23日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた29戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた32戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。