スバルマドンナ（1995年生、母ユーワブルーム）

スバルマドンナ（1995年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシェイディハイツ（当時11歳）と交配したユーワブルームが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方11戦4勝。1998年の東海クイーンカップ(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

本村光男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1997年）

7月3日、デビュー戦は福重正吾騎手を鞍上に据えて、馬体重は440kg。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスアサヒに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福重正吾騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノダイトに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で福重正吾騎手（2戦2勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福重正吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウフウフレンチに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月11日、中2週で迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

11月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下のかえで賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスイングボーイを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

12月14日、中5週で迎えた8戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

3歳（1998年）

1月10日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのフローラステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のセイエイトッキュウをクビ差制して5勝目を手中に収めた。

2月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦2勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安部幸夫騎手（7戦2勝）。17頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい17着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安部幸夫騎手（8戦2勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳G3の中日スポーツ賞4歳ステークス（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた16戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた17戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた18戦目は、涼秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた19戦目は、オータムスター賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の爽秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。