グラスレビン（2000年生、母アナボタフォゴ）

グラスレビン（2000年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋雷鳴」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時15歳）と交配したアナボタフォゴが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の3歳C1。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月8日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着を確保した。

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

10月11日、中9週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイスズゼータからアタマ差の2着に惜敗した。

10月20日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイタクボーイングから4馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノドルチェからクビ差の2着に甘んじた。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 小雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のペレブラッサムに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月14日、中2週で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったペレブラッサムから4馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンベストをクビ差制して2勝目を手にした。

4歳（2004年）

2月22日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。