フロスティブルー（2004年生、母マイアミナッソー）

フロスティブルー（2004年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パンジーの品種名」。毛色は芦毛。種牡馬のスキャン（当時16歳）と交配したマイアミナッソーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地1戦0勝、地方24戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月4日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チェレブラーレに交わされて1馬身差の2着となった。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月27日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハイモードに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中4週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターギャラクシーに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のサンライズペガサス賞（札幌(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

12月19日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュミーティア賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3歳（2007年）

3月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月6日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽風スプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天与の負けじ魂を発揮して諦めることなく走り切り、4着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月18日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた19戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の秋風スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

10月15日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた22戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

12月7日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、3歳戦の乃東スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた25戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。