シゲルカンリショク（2008年生、母シゲルコレデモカ）

シゲルカンリショク（2008年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋管理職」。毛色は青毛。種牡馬のチーフベアハート（当時15歳）と交配したシゲルコレデモカが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田繁。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2-40。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月20日、デビュー戦は荻野要騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は554kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

7月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のマコトハドロンに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月15日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルハンゾウを上がり2位の末脚で半馬身差し切って制した。

4歳（2012年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は清水裕一騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエアガガに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

4月29日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったイマリスターに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、カシノマリンにクビ差交わされて2着となった。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルーベリルに半馬身届かず2着となった。

8月16日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月26日、中0週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリバーイングランドに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

9月16日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた34戦目は、チャレンジレース（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったキャラメリゼに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月26日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナムラエイブルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月23日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。