トウメイレッド（1986年生、母マツレツドゴツド）

トウメイレッド（1986年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のソリタリーヘイル（当時13歳）と交配したマツレツドゴツドが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、中央障害17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武平三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

8月14日、デビュー戦は武永祥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武永祥騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武永祥騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武永祥騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武永祥騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で武永祥騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武永祥騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

3歳（1989年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で武永祥騎手（7戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で武永祥騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マリージョセフィンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で武永祥騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で武永祥騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

3月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で武永祥騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で武永祥騎手（12戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く持ち堪えて、最後は2着のヤマニンマジェンタをハナ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で武永祥騎手（13戦1勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた15戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で武永祥騎手（14戦1勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で武永祥騎手（15戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

8月6日、中7週で迎えた17戦目は、大森勇一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大森勇一騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大森勇一騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で大森勇一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオートテイオーから約11馬身差の2着となった。

11月18日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で大森勇一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で大森勇一騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジナデシコに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月24日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で大森勇一騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（1990年）

2月4日、中5週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で大森勇一騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は10戦連続で大森勇一騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で大森勇一騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた28戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は12戦連続で大森勇一騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月29日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で大森勇一騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は14戦連続で大森勇一騎手（13戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は15戦連続で大森勇一騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中5週で迎えた32戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は16戦連続で大森勇一騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1991年）

1月27日、中4週で迎えた33戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は17戦連続で大森勇一騎手（16戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。