ナムラカンタベリー（2008年生、母ナムラヒミコ）

ナムラカンタベリー（2008年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋イングランド南東部の都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のノーリーズン（当時9歳）と交配したナムラヒミコが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤和明。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

10月2日、中8週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアドマイヤトリックに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。