マレーシアン（2002年生、母バンブーカグヤヒメ）

マレーシアン（2002年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「マレーシア人」。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時10歳）と交配したバンブーカグヤヒメが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

8月28日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月23日、中7週で迎えた2戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた3戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

3歳（2005年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の書写山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は南井大志騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の生駒山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南井大志騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。