マルベリーヒル（2004年生、母ノーゼンカズラ）

マルベリーヒル（2004年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桑の実の成る丘」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時19歳）と交配したノーゼンカズラが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月16日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月25日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、倶知安町じゃが太賞（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた5戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた6戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（2008年）

5月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月26日、連闘で迎えた12戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったソンナノカンケーネから1馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂下秀樹騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で坂下秀樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（13戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアースロードに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（14戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（15戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般D2-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（16戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月19日、連闘で迎えた23戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（17戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5歳（2009年）

5月5日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた25戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた27戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月21日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた29戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた30戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた31戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、フイハップ浜賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた32戦目は、スーパースクランブル賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般D2-1（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた34戦目は、門別ししゃも祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。