セツゲツフウカ（2018年生、母シーズンズベスト）

セツゲツフウカ（2018年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪月風花。四季折々の自然の美しい景色。季節を問わぬ活躍を期待して」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したシーズンズベストが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C22。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月20日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、6着に終わった。

3歳（2021年）

7月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

8月8日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4歳（2022年）

1月31日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、ドリームオンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた5戦目は、シロップ課長お誕生日（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月20日、中5週で迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールドオーロラに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、音羽川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったジェイエルスマイルをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C12（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。