ボルドートロギル（2020年生、母リッチエモーション）

ボルドートロギル（2020年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時13歳）と交配したリッチエモーションが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシグラップファーム。2023年の優駿スプリントトライアルで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

5月4日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた3戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた4戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1100m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、モノノフブルーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のびらとり温泉美味い宿ゆから賞（門別ダート1100m 曇/重）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミニアチュールをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月9日、中4週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた9戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラブミーモナコに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の155.5万円以上（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた11戦目は、2歳戦の144.4万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーンドルフを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた14戦目は、2歳オープンの’22ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

3歳（2023年）

4月21日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、3歳戦の319.5万円以上（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡村健司騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、最後はシャンパンファイトと並んで4着同着となった。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月27日、中4週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の優駿スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

7月23日、中3週で迎えた19戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、相生坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

9月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、ミザール賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。