ワンダールストラー（2004年生、母ワンダーカピターナ）

ワンダールストラー（2004年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光沢（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時12歳）と交配したワンダーカピターナが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害12戦1勝2着2回、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

7月16日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスドトウを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた5戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（2008年）

5月17日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

7月9日、中6週で迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したトミノダンディを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の足立山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた12戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中克典騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5歳（2009年）

4月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月13日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、淀川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた17戦目は、水無月特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月1日、中6週で迎えた18戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月23日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイポリシーから2馬身半差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2010年）

1月17日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中8週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

4月10日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

5月1日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で林満明騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーリップスからクビ差の2着に甘んじた。

5月23日、中2週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は8戦連続で林満明騎手（7戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は9戦連続で林満明騎手（8戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のオープンセサミに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月4日、中1週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で林満明騎手（9戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた28戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で林満明騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で林満明騎手（11戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。