ジーケーワン（2013年生、母チアリーダー）

ジーケーワン（2013年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名イニシャル＋１」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時17歳）と交配したチアリーダーが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は笹島智則。主な勝ち鞍は2019年のかながわグルメフェスタ2019in厚木杯(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹島智則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月30日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

4月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5月29日、中5週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るキャプテンブレイズを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（2017年）

3月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた7戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のユメキラリに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカリビアンスタッドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、白百合特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るインデアンレコードを鬼脚で3/4馬身差し切って4勝目を掴み取った。

7月7日、中2週で迎えた13戦目は、夕凪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月10日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、道の駅「清川」開所2周年特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、栃木県馬事畜産振興協議会長賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイエスフェアリーを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月14日、中2週で迎えた16戦目は、湯河原梅林「梅の宴」特別2017（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

5歳（2018年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、今年も来たよ!ばんばミルキー記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサトノワイバーンを上がり1位の末脚で3/4馬身差し切って6勝目を手に入れた。

1月29日、中3週で迎えた18戦目は、「ご縁の国しまね」特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセルリアンサーロスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月22日、中6週で迎えた19戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったノブワイルドに詰め切れず、約15馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中1週で迎えた20戦目は、花衣特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（10戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたセイジーニアス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月26日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の卯月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーセンペンタゴンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中4週で迎えた22戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のエメラルドカップ（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた23戦目は、読売グループ神奈川会記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月19日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、津久井やまびこ祭り成功祈念記念（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（12戦5勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の小春日和特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた26戦目は、ひいらぎ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（14戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のギンチャンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月18日、中3週で迎えた27戦目は、師走特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（15戦6勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6歳（2019年）

1月28日、中5週で迎えた28戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、かながわグルメフェスタ2019in厚木杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリュウノヴィグラスをクビ差振り切って勝利をモノにする

2月11日、中1週で迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の建国記念の日特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、蝉時雨賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（16戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた31戦目は、蜩賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（17戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた32戦目は、爽秋賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（18戦6勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の小春月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（19戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7歳（2020年）

11月12日、約13か月半の休み明けで迎えた34戦目は、疾風怒濤賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8歳（2021年）

6月16日、約7か月の休養明けで迎えた35戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた36戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、月下美人特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。