スマイルリターン（2002年生、母スピードビーナス）

スマイルリターン（2002年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のスピードワールド（当時8歳）と交配したスピードビーナスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、地方31戦4勝2着9回。2005年の高知優駿(地方重賞)に勝利した他、2005年の若葉特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月13日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンタイホウから1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエスコンコルドから半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックシュプールからクビ差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた8戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3歳（2005年）

1月1日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップアオバから3/4馬身差の2着となった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の太志・いづみ結婚記念特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンセンプーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンクールから2馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキャニオンクールを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップアオバに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

6月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジューシールージュを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイエイスタホスに1馬身の差をつけて3勝目を収める

7月18日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、海の日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた23戦目は、健二&早由ご結婚特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセトノマッハに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、がんばる競馬激励特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で上田将司騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で上田将司騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼンノタンゴに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた26戦目は、景亮・彩乃誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で上田将司騎手（16戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるトサノライデンを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた27戦目は、私が彼より高配当特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で上田将司騎手（17戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、体育の日特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で上田将司騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

12月18日、中9週で迎えた29戦目は、一般C2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で上田将司騎手（19戦4勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で上田将司騎手（20戦4勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で上田将司騎手（21戦4勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。