ブラストビート（2014年生、母フォーノーワン）

ブラストビート（2014年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「交互または同時に高速でドラムを打つこと」。毛色は鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時16歳）と交配したフォーノーワンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方28戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2一。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月13日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

3歳（2017年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた6戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

8月8日、中4週で迎えた8戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛岡花火の祭典賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったベニコウライに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月27日、連闘で迎えた10戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、世界遺産橋野高炉跡賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったパラボラに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月3日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッツアンに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のザッツフェイマスに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた15戦目は、オッズパーク杯（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた16戦目は、小岩井純良バター賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

4歳（2018年）

1月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

2月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた23戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、トキメキの春賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた24戦目は、スイセン賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウインエスパシオをクビ差振り切って優勝

4月23日、連闘で迎えた26戦目は、オオミネザクラ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（12戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた28戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、ホシハナビ賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた29戦目は、ベゴニア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（13戦3勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（14戦3勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（15戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（16戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた33戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（17戦3勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。