トップビクトリア（1998年生、母ライトオンタイム）

トップビクトリア（1998年2月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時14歳）と交配したライトオンタイムが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方15戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の竜頭賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月12日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったルビーノキセキに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

7月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4歳（2002年）

2月23日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパークリアイビーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月12日、中6週で迎えた5戦目は、一般C3（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドランディーから1馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、あやめ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月30日、中4週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた8戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズホリスキーから1馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、月見草特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイミラーに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月17日、中4週で迎えた10戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウセビルに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマレイクに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月23日、中2週で迎えた12戦目は、秋分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミツアミに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2003年）

1月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた14戦目は、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、春蘭特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた16戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、すずらん特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、牡丹特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、はなみずき特別（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（8戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイキューファストから半馬身差の2着となった。